楓雑記帳の間

思いつくままに

気候と災害

 随分と温かくなってきました。むしろ暑くなってきました。連日25℃近くあるのでそろそろ半そででもいいかなと思っています。暑さにもいろいろありますが、最近の暑さは湿気を伴ったような感じですね。初夏が終わりこれから本格的な夏が到来しそうな空気です。果たして今年はどのような気候となるのでしょうか。この前見た天気の3か月予報では、今年は昨年より暑くなりそうだとか。ここ数年未曽有の災害が各地で起こっているのですが、今年はどうなるのでしょうか。大きな災害が起きないことを祈るばかりです。そういえば、今年の台風1号はできるのが遅かったような気がします。

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 昨年は1月1日に発生して話題になった記憶があります。ほんの数年前までは、台風による被害などが大きくピックアップされていましたが、近年はどちらかというと集中豪雨(ゲリラ豪雨)に見られるような被害のほうが大きく印象付けられているような気がします。100年に一度とか200年に一度の大雨と言われた2018年の西日本豪雨(平成30年7月豪雨)や福岡県朝倉市周辺で記録的な大雨をもたらした2017年の九州北部豪雨など。福岡では2年連続で大雨特別警報が発出されました。まだまだ前年の復旧が終わっていない中、次が来てしまったことにつらく感じました。この二つの災害はいずれも6月末から7月上旬にかけて発生しています。このことから推測して、2019年もまた来るのではないかと皆と予想をしていた記憶があります。しかし、その期間には大きな災害は発生しませんした。そのとき、なんとなく安心感をもって過ごしていました。今年は大きな災害はこない、大丈夫なんだろうと。しかし、現実はそううまくいきません。2019年8月27日から28にちにかけて九州北部(福岡県、佐賀県長崎県)に秋雨前線の影響による線状降水帯が発生し、各地で観測史上1位となるような大雨が降ったのです。そして、福岡県では3年連続で大雨特別警報が発出されました。毎年どこかしらで局地的な大雨が続いており、気候変動を感じさせられます。毎年災害は発生していても、街が元通りに戻っているわけではありません。そのような地域があることを忘れないようにしたい、そう思います。私の親の本家がある地域もまだすべてが元通りではありません。今年も何が起こるか分かりません。それに今年は、コロナウイルス(COVID-19)の感染も懸念されており、今までとは異なる避難の仕方なども求められます。最善の手が尽くせるよう今のうちから考えておくのがよいですね。本日はここまでにします。ではまた。